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相手に結婚する気持ちがあるかどうかを確かめたいときには、女性としては、意を決して「お泊り旅行」に誘ってみようと思うのではないでしょうか。 一泊旅行でもすれば、彼との距離はグーンと縮まり、今までにないほど親密になることは間違いなく、お互いの素顔も見えてきて結婚すべき相手かどうかも自然とわかってくるものです。 でも、旅行に誘っても、彼がその話に乗ってくるかどうか不安なもので、なかなか誘いづらいものがありますが、そんなとき、ちょっとした心理テクニックを使うと「旅行に行かなくてはならない」という気持ちにさせられるのです。 一般的に、旅行に誘い出そうとする場合、まずは旅行に行くことを承諾させる必要があり、うまく誘いに乗ってくれば、次のステップとして、「いつ、どこへ行くか」というプロセスに進むわけです。 このとき、最初のステップである旅行に誘うことを省略して、いきなり本題に入るのです。 「今度、あなたと旅行しようと企画しているんだけど、北海道と沖縄ならどちらが好き?」と話を進めていくのです。 「行く」「行かない」の二者択一ではなく、「北海道」か「沖縄」を二者択一させることで、旅行に行くことは当然の前提だと思わせるのです。 そうすると、彼は旅行の承諾はすでにしてしまったような錯覚に陥り、「旅行には行きたくないよ」とは言いにくくなり、思わず「夏の北海道なんか最高だろうなあ」などと答えてしまう可能性が高いのです。 これは、いろいろなシーンで応用ができます。 まだ親密になっていない段階なら、デートで飲みに誘って、もっと身近に感じて欲しいと思ったりするものです。 女性も最初のうちは、酔った勢いで気を許してはいけないと、かなり警戒し遠慮がちになりますが、そんなとき、「カクテルにする、それともワインのほうがいいかな」と勧めてみるのです。 こうなると、相手は「飲むことを了解した」という錯覚に陥り、さほど抵抗なく「それならワインにしようかな」と答えてくれるはずです。 プレイボーイは、このテクニックを駆使して女性を誘います。 もし、あなたも、こんなはずではなかったのに、気がついてみたら、「なぜか相手とホテルに泊まっていた」などということがあるなら、よく思い出してみてください。 「泊まる、泊まらない」の二者択一ではなく、「こっちの高級なホテルにする、それとも海の見えるホテルにする」という選択肢ではなかったでしょうか。
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