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合コンなどで、相手の男性と話しているときに、たまたま同じ大学出身であったことが分かったりすると、急に親しみを感じて意気投合することがあるでしょう。 趣味でも仕事でも何か人と共通点がありますと、すごく親近感がもてるものです。 たとえば、あなたが大学のサークルなどに入って、そこで出身県などの紹介があって同郷であることが分かると、初対面であっても急に親しい関係になってしまうことはいくらでもあります。 あるいは同僚の女性と通勤電車がいっしょなら、「あの駅の近くに落ち着いてくつろげる喫茶店があり、そこのケーキが評判なんだけど、良かったら会社帰りに寄ってみない?」と声をかけるきっかけにもなるでしょう。 さまざまな人間関係のなかで、話が合う人には好意を持ち、話が合わない人とはあまり深い関係にはならないものです。 これは心理学でいわれている「態度(意見・考え方・好み)の類似性」の割合が高いほど、つまり自分と同じ意見とか考え方、あるいは好み、社会的共通点などを持っている割合が多いほど、好意も大きくなるというものです。 では、なぜ自分と同じ態度を持っている相手に対して好意を感じるのでしょうか。 私たちは、いろいろな事象に対して自分の考え方や意見などを持っていますが、それが正しいのかどうかを常に確認したがっているのです。 そこで、正しいということを確認するために、友人など他の人の意見が自分の意見に一致したり、同意してくれたりした場合、自分の意見が正しいと判断してしまいます。 つまり他人との意見の一致や他人の同意は、自分の意見の正しさが確認されたと理解するのです。 このように、自分の意見や考え方が相手から認められれば、自尊心が満たされ充実感があり、愉快な気持ちになるのです。 この気持ちはとても快適なもので、このような快適な気持ちにさせてくれる相手に好意を持ってしまうのです。 反対に、「そんなことはない」「それはキミが間違っているよ」などと否定されると、だれだって不愉快になって一緒にいたいとは思わないでしょう。 ですから、この原理を応用すれば、恋人も早くできます。 たとえば、合コンなどで初めてあった女性と親しくなるためには、好きな食べ物や飲み物、好きなテレビの番組、あるいは好きなペットなどを聞くなどして共通点を早く探しだして、共通の話題にすればよいのです。
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