|
F 頬杖をつく 頬杖をつくのは、その場の状況に飽きてきているときや関心を失ったときに、ついつい出るしぐさですが、一方では心配ごとがあったり、考えごとにふけっている場合にも表れるしぐさです。 あなたが好きでたまらない彼と会話をしているときなどに、彼が話の途中で頬杖をしてしまったら二通りの解釈ができます。 一つは、あなたの話に興味があり、もっと聞いてみたいと思ったかもしれません。 もう一つは、あなたの話に興味がなくてつまらないから、早く切り上げて別の場所へ行こうというサインかもしれません。 このときに、どちらに解釈するかですが、頬杖をついても、体を前に乗り出して相づちもいっしょに打っているようなら、彼はあなたの話に興味津々と考えてよいでしょうが、たんに頬杖をついてボケーとしているようなら、あなたの話に無関心で、もうやめてほしいと思っているのです。 いずれにしても、頬杖をついたときは、相づちがあるかどうかがポイントです。 G 額に手をやる 会話の途中で相手が額に手をやるしぐさを見せたときは、口にしていることと本心とが違っている場合があるので注意が必要です。 たとえば、大きなプロジェクトを会社の上層部にプレゼンしている最中、将来の見通しなどを部長に聞かれたときに、説明者が額に手をやったり、なでたり、さすったりするようなしぐさを見せたら、話半分で聞いておいたほうがいいでしょう。 ほんとうは自信がないのですが、とにかくそのプレゼンだけは早く終わらせたいと考えており、つい本心が表れそうになっている自分の目線や表情を隠そうとしているのです。 眉ら触ったり、目をこすったりするのもそのバリエーションです。 H 両手で口を覆う よくテレビのサスペンス劇場などを見ていると、容疑者と親密にしていた女性が、警察の事情聴取を受けている際、ハッとするように口の前を手で覆うようなしぐさをするときがありますが、これは言ってはならないことを口にしたときや、思わず口にしそうになったときに見られるしぐさです。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 人の心(性格・本音・深層心理)は見た目で分かる All rights reserved. |