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人の心や感情・気持ちというのは、たとえば本屋さんの前で待ち合わせているような場合に、その人が待っているときに取る、自然なしぐさで分かるものです。 @ 視線をきょろきょろ動かす だれでも人と待ち合わせをして自分が先に到着したときには、相手が来ているかどうかをきょろきょろと一度は見回すものです。来ていないと分かったら、そこから安心して待ち始めます。 何回もきょろきょろ見渡しているような場合には、本人が遅れてきて焦っている場合に見られるしぐさですが、大切な恋人とか商談相手と待ち合わせている場合にも同様のしぐさをすることがあります。 A 腕を組んで待つ場合にはいろいろな心理状態が潜んでいます 基本的に腕を組むことは拒否サインとか防御サインといわれています。 もし若い女性が待ち合わせ場所で腕を組んだり、バッグなどを両手で抱え込むようなしぐさをしているときには、見ず知らずの多くの人たちが行き来する場所で動きを止めて待つことに恐怖心があり、周囲に対する警戒心からストレスがたまっているときです。 一方、男が腕を組んで待っているときには、自分の縄張りにできるだけ侵入して近づいてきて欲しくないという表明と同時に、腕組みすることで自分の体を小さく見せて目立たなくし、他人からの攻撃対象にならないようにしているのです。 そういうふうに、人間が敵から身を守ろうと防衛姿勢をとるときは、だいたい腹のあたりの低い位置で腕組みをしたり、あるいは両手でお腹を保護しようとする姿勢になることもあります。 B 柱や壁にもたれかかる 約束の時間の2分ぐらい前から約束の時間までによく見られる行動で、相手が来ていないことを確認しているが、約束の時間には間違いなくやってくるだろうと安心してリラックスしている状態です。 C 本や雑誌を読んで落ち着いて待っている 見渡してまだ相手が来ていないと確認できたときに、時間を惜しむように本や新聞を取り出して読むような人は、人生に余裕のある人で、人生経験豊富な中年の人に多く見られます。 |
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